東南アジア最大級のECプラットフォーム：Lazada。2024年秋から、富裕層向けのライン「LazMall Luxury」をスタートさせました。

https://www.lazada.sg/lazmall-prestige

「東南アジアのAmazon」ともいわれるLazada。2016年にアリババグループの傘下に入っています。
今回スタートさせた「LazMall Luxury」には、Armani、Dolce & Gabbana、Ferragamo等のイタリアンブランドをはじめ、Lululemon、LACOSTE、kate spade new york等が参加。ファッションだけではなく、Dyson、La Mer、SONOSなどの高級家電やオーディオ、スキンケアのブランドも出店しており、今後は食品も取り扱っていく予定となっています（取り扱いカテゴリーには「グルメ」の表記あり）。

ミキハウスのゴールドレーベルがシンガポールで人気を集めていることからもわかるように、東南アジア富裕層の「購買力」はとどまるところを知りません。TikTok ShopやTemuなど新興勢力が次々と出てくる中、高級路線を狙うLazada。Lazadaのこの戦略はファッションに限らず、様々な日本企業・ブランドにマッチしてるのではないでしょうか。引き続き動向をチェックしていきたいと思います。

参考）「ミキハウス」、シンガポールにアジアの旗艦店をオープン
https://senken.co.jp/posts/mikishoko-230117