繊維ニュース 編集部ブログ

2018 04 Jan

ターニングポイント

【東京本社】2018年がスタートした。ここへ来て繊維業界にもAI、IoT、RFID、自動縫製など、デジタル技術を駆使した新しい波が押し寄せてきている。昨年は業界のいろんな方から「過渡期にある」という言葉を聞いた。

 一つの時間軸を生きているわれわれにとって、リアルタイムで“ここがターニングポイント”というのは見出しにくいものだが、RFIDの活用やAIの導入などの事例を聞いていると、確かに次の時代の足音が聞こえてきていると感じざるを得ない。その答えが今年中にどこまで明確化するのかは何とも言えないが、モノ作りから売り方に至るまで、新しい動きや取り組みが水面下でスタートしているのは間違いない。

 「繊維ニュース」は今年6月で2万号を迎える。1950年の創刊以来、68年でここまでたどり着いた。この間、繊維業界は数多くのターニングポイントを経て、その時代にシンクロした形に変貌してきた。繊維ニュースはこれからも繊維業界とともにあり、その変遷をたどり、最新の情報をお届けしたい。

 今年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。(東)