繊維ニュース 編集部ブログ

2017 11 Dec

エコロジー元年

 【東京本社】先週、東京ビッグサイトで開かれた「エコプロ2017」を取材した。環境に配慮した製品やサービスを集めた総合展で、小中学生の来場が非常に多い。それだけに各企業は子供が楽しみながら学べる工夫をしていた。

 おもちゃメーカーのブースでは、環境に配慮した素材を使った製品を紹介した。例えば電車のおもちゃのレールは包装用の袋を製造する時に出る端材を使って作るそうだ。スーパーマーケットやファミリーレストランで見掛けるカプセルトイも直径を小さくすることで、プラスチックの含有量を減らしている。玩具は複数の素材で作られているため、リサイクルが難しいが、将来的に再利用ができないか研究しているという。

 会場ではこのほか牛乳パックの再利用に関するクイズや、再生紙を作る体験コーナーもあり、子供たちが楽しみながら学んでいた。我が身を振り返ると、頻繁にティシュペーパーやビニール袋を使い、エコロジーとは程遠い生活だ2018年を「エコロジー元年」にして生活を改めようと誓った。(瑠)