山田 晶子

2018 08 Jun

ファッションビジネスは社会潮流から

はじめまして。

今回から、アパログに参加させていただく山田 晶子です。

簡単に、自己紹介を…

百貨店⇒ファッションビジネススクール(立上げ)⇒セレクトショップ⇒百貨店系シンクタンク⇒アパレル系事業統括会社…と様々なフィールドで、「売ること」「買うこと」「作ること」「伝達すること」を現場を走りながら、考えながら、感じながら実行し、「テキスタイル」「アパレル」「リテール」というカテゴリーを分断させずに、一気通貫で…ファッションビジネスを拡く、深く体感しながら「生業(なりわい)」としてまいりました。

 

21世紀型ファッションビジネスへ

何故か「○○という業務を起ち上げるから、担当になって」という、前人未到系の仕事をする機会が多く、「前任者がこういう風にやっていたから…」的に、業務を進める経験が非常に少なく、「0からのスタート」が日常であり、そういった背景も相まって、現在の様に、時代の転換点であり、20世紀型のビジネススキームと一線を画すスタイルが重要である時に遭遇して、概念をリモデルしていくことへ、ワクワクドキドキが高まります…! 前人未到の新たな概念構築には、果たして何が必要なのでしょう…?

 

■ファッションは時代の鏡

遡ること、60年代のコズミックファッションは、世界の宇宙合戦(人工衛星打上げ)の象徴であり、60年代後半~70年代のヒッピーファッションは、愛と平和を願う反戦活動がルーツであったり、20世紀ファッションは、穏やかに時代と寄り添って、ディケードごとに、圧倒的なファッショントレンドを生み出していました。 3次元の中で理解しやすく形成されていたファッションは、この混沌とした不安定な21世紀を迎え、4次元の時間軸や五感を伴う空間によって、スピード感と複雑な意識のもとで、形成され始めています。 私達が、次代のファッションを生み出すためにベースとするものは何なのか?

 

 

 

画像:yahoo.co.jp

  

■ファッションビジネスは社会潮流から

それはまさしく【社会潮流】。 社会の流れと生活者の気持ちは、ファッションが向かうべき方向を示してくれます。 世界各国が、新たなリレーションを育み始めようとしている時代、サスティナブルなマインドとテクノロジーの機能が共存していく時代、「生活の中の心の不足感を補い、心の晴れやかさを倍増してくれる」…そのファッションの息吹きを永続的なものとしていくためには、社会潮流を深掘りしていくこと。 社会潮流こそがファッションが向かうべき方向を示してくれ、21世紀のファッションビジネスに活路を与えてくれます。

【社会潮流】をベースにしつつ、毎回おつきあいいただければ幸いです。

【社会潮流】の深掘りに、ご興味のある方はご連絡の程! どんな時代でも「勝ち組」は存在します。 

では、また次回‼︎