六本木 真弓

2018 05 Jul

まるでSFのようなの着想力

テスラのモデルXを元にデザインした電気自動車「エレトリック スケーツ」。

8~16人乗りの電気自動車で、時速約240キロで走行する。

 

米シカゴ市が6月14日、米テラス傘下のボーリングカンパニーをオヘア空港とシカゴ市内を地下トンネルで結ぶ高速地下交通システムの建設・運営業者に選定した。

米国の複数都市で行政の認可取得に時間がかかっている中、シカゴはいち早く次世代の交通手段を導入することを決めた。

現在、シカゴ市内と空港までは交通渋滞があり移動に一時間以上かかっていた。この交通システムがあれば12分で移動できる。

 

 

SFのような、全く新しい交通構想。

地下トンネルの半径を小さくし建設コストを押さえるなどして、実現に向けてイーロン・マスクは、また、一歩足を進めている。

 

翻って、日本では政治から民間企業、大学に至るまで忖度文化がはびこり、企業価値1000億円を超える未公開企業の「ユニコーン」は、育ちにくい土壌に有る。

残念ながら「メルカリ」の上場の後が続かないようだ。

まるでSFのような「着想力」を持ち、実現まで漕ぎつける「実行力」溢れる和製イーロン・マスクの登場に期待したい。

 

㈱六本木事務所