上野 君子

2019 02 Dec

体験型クラス会に参加

普段、私はあまりクラス会というものに参加する方ではないのだが、今回は即決。それは一度行ってみたいと思っていたお寺(首都圏いや国内有数)がその場になっていて、修行増の案内のある拝観付きの集まりであったからだ。

クラス会幹事は人形作家で講師などもしているだけあって、いつものように飲み食いするだけではなく体験型をと考えた。さすが。

どこかのレストランに集まっておいしいものをいただくのはいいけれど、そこでの会話は想像の範囲を超えない。ただ飲み食いするだけの集まりだったら、親しい人だけの少人数がいい。

 

このお寺の立派さだけではなく、地域の人々や拝観者など訪れる人々に非常にオープンな姿勢であることに感動した。

昼食の精進料理2500円と拝観料400円だけで、予約すれば誰でも受け入れてくれ、館内では丁寧に説明してくれる。

それはお寺にとっては布教活動の一環であろうが、物心共に豊かではないとなかなかできないことである。

 

クラスの誰かが言っていたが、後で「後悔するようなことはもうしたくない」から、できることは何でも体験しておきたい。

もしかしたら、このお寺を再来することもないかもしれない。

そういう年齢になってきたことをつくづく痛感した。

 

今回はたまたまお寺だったが、例えばビール工場でもいい。普段はなかなか行く機会のない場所にグループでというのはいいアイデアだ。まだまだ好奇心いっぱいのシニアにとっては、そういう産業観光もクラス会の場になるのである。