例年のこの頃、ラグジュアリーブランドや百貨店の一部で秋が立ち上がります。
　中旬を過ぎて新型コロナの影響で変化が予想されましたが、それとなくシーズンを先取りするような秋を感じさせるウィンドウもチラホラ出てきました。
　でもやはり季節感は行きつ戻りつ明確な秋はもう少し後になりそうです。
　春物の消化、夏物の行方などが気になりますが、心なしかシーズンレスのデザインやスタイリングが増えていることと、年間を通して使う素材が多様になったこと、色の変化がさほど無いために組み合わせで自在に表現ができることなどが6月の秋立ち上がりのメリハリを欠く原因かもしれません。