世界のランジェリー業界（ランジェリー×ラウンジウエア×スイムウエア×アクティブウエア）の一大イベントである「パリ国際ランジェリー展（Salon International de la Lingerie）」が、6月18日から20日まで、2年半ぶりに開催され、私もパリに取材に行ってきた。

オンラインの生活に飽きたかのように、パリの街は観光客でにぎわい、展示会場も3日間とも盛況であった。主催者からの報告によると、来場者はフランス国内が45％、国外が55％とある。

今回は1月開催予定の同展の延期とするものであったが、実質は毎年7月や9月に開催されていた夏展（「モードシティ」「ユニーク」展）を包括しており、全体的に非常にポジティブな印象を残した。

その様子や背景にあるものを、私の視点からお伝えしたい。恒例のトレンドセミナーは、今回初めてオンラインで開催する。
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