大城戸織布

2019 14 Nov

原点回帰!?

うちが房耳イベントで使用する房耳(給糸側)の

反対側(キャリア)はグスグスなので再利用しにくい

ので処分対象になる・・・が、

勿体無い~っ!

 

ましてやヨコ糸ウールなら尚更の事

ここはダンシャリダンナーの出番でしょう!

 

必要サイズを切り取った後のコンパネの端材に

 

今では使用していないJQの紋紙の・・・

 

紋串(紋紙のフック部材)

鉄屑として処分せずに、何かに使えるとキープしていたモノ

をカットしてフック・ピンとして再利用

 

完成した「手織り機」?のフックに房耳をグルグル掛けていく

 

タテ糸の整経が準備をした後に

 

ヨコ糸をタテ糸交互(平畦)に挿入していく

 

端で折り返す(シャットルの原点)

 

再びタテ糸交互に織り込んで

織り込まれたヨコ糸は・・・

 

手筬(手櫛)で打ち込んで?いく

(織機で言うところのビーティング)

 

先ずは、三原織の「平織り」で進める

 

こんな感じになります~

 

その昔は、こんな感じで織ってたんだろう!?

(何度か見た事があるが、自分でやってみるのは初めてである)

 

遣っていくうちに

手間掛かるやんっ!

畦を拾って織込むは、もっとスムーズに出来ないものか?

開口装置(仕組み)を考えればエエんだ!

 

なるほど~

こんな感じで古の織人は効率化を考え工夫して

今の織機が出来上がっているんだ!!

 

と、房耳prj.を進化させながら後退して

原点に立ち返り、更に都度の工夫を現在に活かす

それがハタヤーの進化の術なのだと再認識した次第です~~