大城戸織布
2020
28
Apr
おも利
たかが錘、されど重石
ハタヤーでも、取り分け自社のような使い方は例がない?
しかしながら時には必須アイテムでもある
もっと調整できるタイプはないものか?と検索してみるが
結構、値が張る・・・こんなにするのか~っ!
ならば・・・作ってしまえ~

で、出来上がったOKD式・円柱(鉄)アナーキー(穴あき)タイプ
1kg・500g・100gタイプ
(円柱の長さから重さを算出した)

ビジュアルにも拘り
シルバー塗装仕上げにして・・・

下請けしている量産モノは
タッカー装置(タックイン)を使う事しばしばで

安定した織り耳に仕上げる為には
(特にJQ柄が耳際にあったりなかったりで組織差があるものは厄介である)
巻きのタテ糸テンションの安定が必須である
が、季節(湿度等)による糸の伸度や
整経時のテンション管理がいい加減だと
ハタヤーがお~じょ~する!
そんなこんな経験値から怪発された・・・

OKD式・引っ張リング!

上に引っ張り上げて・・・

ステンレス滑車の先にオモリを付けてテンションをかける
が、今迄はコレ(1kg)しかなかったので
もう少し強くor弱くのテンション管理が出来なかった
で、考え出されたのが「OKD式おも利」
足したり引いたりが自在に!

昔からある切り込みタイプ
(コチラは、織機のバックレスト・テンション用)
ヨコから足し引き出来るが
この切込みの加工をきれいに!となると加工が高額になり
更に
今回の使用は、頭上に吊り下げているだけに
何かの拍子でズレ落ちたら大変なので
安心・安価のアナーキー仕様にしている
これでまた
工場内が向上したのである~~