OTBグループは、傘下ブランドである「ディーゼル（Diesel）」、「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」、「マルニ（Marni）」のオンライン売上の10％を4月1日から月末までの1カ月、OTB foundationに寄付することを発表した。

　寄付は、ウイルスと最前線で戦う医療および救急医療スタッフ向けの保護キットや、小規模で有名ではないセンターや病院に収容されている COVID-19 患者をサポートするツールの調達と配布に充てる。

　2008年に設立されたOTB foundationは、直接的で持続可能な社会的影響をもたらす構想やプロジェクトを通じ、困難な状況にある世界中の人々や地域支援を目的とした非営利組織だ。2012年の伊エミリア＝ロマーニャ、2016年の中央イタリアで発生した大地震など、自然災害の被害を受けた地域や人々を支援してきた。

　今回集めた寄付金で、ファンドレイジングの立ち上げから現在まで、OTB foundationが実施してきた活動を継続するため、以下の活動を直接的に支援する。
・個人用保護具（PPE）をイタリア全土の病院施設、および高齢者の受け入れ専用の施設に寄付し、ゲストとその世話をする人々の安全を確保
・COVID-19 に苦しむ患者がいる環境でウイルス蔓延防止の最先端技術機器の調達と供給
・病棟をウイルス陽性患者の受け入れ専用のセクションに変換する際のサポート

■「ディーゼル」公式サイト

■「メゾン マルジェラ」公式サイト

■「マルニ」公式サイト

■「OTB foundation」公式サイト