「ドルチェ&ガッバーナ（DOLCE&GABBANA）」が、ミラノとシチリア、ブラックとホワイト、現代と伝統、という相反するものが融合した2020春夏コレクション広告キャンペーンヴィジュアルを発表。

　ドルチェ＆ガッバーナの鍵となる舞台を背景にそれぞれ異なる雰囲気や景色を切り取っている。モノクロレンズを通して見たシチリアの歴史と伝統は、ミラノで捉えた色彩の鮮やかさとは対照的。キャンペーンヴィジュアルはフォトグラファーのカメラを通して、二つの場所の違いと共通点を同時に映し出した。

　シチリアのパラッツォーロ・アクレイデを舞台に、Salvo Alibrioによるモノクロ写真で撮影されたキャンペーンヴィジュアルは、この島の雰囲気、シンボル、伝統を醸し出す。

　それに対して、夢がかなう場所のミラノは、Branislav Simoncikによって街の中心部で撮影。キャンペーンヴィジュアルは、コレクションの鮮やかできらめく色がモデルの微笑みを際立たせ、楽しく祝祭的な雰囲気を生き生きと映し出す。イタリアファッションの中心地であるミラノを代表する通りや広場で、街を行きかう人々とモデルが触れ合う様子を捉えている。

画像：DOLCE&GABBANA

■「ドルチェ＆ガッバーナ」公式サイト