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2020 26 Mar

「ヴァレンティノ」の親会社メイフーラがイタリアの新型コロナウイルス緊急対策費の寄付を表明

画像:Valentino

 

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、イタリアの新型コロナウイルス緊急対策費として「メイフーラ」が200万ユーロの寄付を行うことを発表。「ヴァレンティノ」、「バルマン」、「パルジレリ」の親会社である同社は、イタリアが現在直面している危機的状況に関連する2つのプロジェクトを支援する。


 ひとつ目は、ミラノにあるサッコ病院の集中治療室の安全性と効率を改善するためのプロジェクト。同社は100万ユーロを寄付する。ミラノはイタリアの中でも特に新型コロナウイルスの感染が拡大している地域。サッコ病院は、集中的な治療が必要な重症患者が非常に多く集まっているため、適切な医療体制が整わず困難に直面している。同社がミラノの病院に寄付する新型の陰圧換気装置は、新型コロナウイルス感染者に接する医療スタッフの安全を確保。これは、医療スタッフの中でウイルス感染者をこれ以上増加させないこと、そして集中治療室で働く医療スタッフの安全を守ることを目的としている。

 同社は、ロンバルディア・ヘルスケア・システムがこの数週間に直面している多くの緊急事態のひとつに関連するすべての費用をカバーできるよう、サッコ病院のゼネラルマネージャー、アレッサンドロ・ヴィスコンティ、そして集中治療室と麻酔科の責任者であるエマヌエーレ・カテナ医師と連携を取っている。


 ふたつ目のプロジェクトは、イタリア市民保護局へのサポート。イタリア全土の状況改善に向けて努力を続けるイタリア市民保護局に対してさらに100万ユーロを寄付する。

 

「ヴァレンティノ」公式サイト