CEOのジルド・ゼニア

　「エルメネジルド ゼニア（ERMENEGILDO ZEGNA）」は、創設者奨学金プログラムの第7版として、フルブライト委員会と協力し、15のイタリアの大学から42名の学生に奨学金を授与した。

　「エルメネジルド ゼニア」グループが、25年間で2,500万ユーロを寄付するというこのプログラムでは、2014年の設立以来、250を超える奨学金を授与してきた。これはイタリアの大学の研究に関連して、または修了後に海外で過ごすことを目指すイタリアの学生および研究者に財政支援を提供するものだ。

　受賞者は海外に貴重な教育と経験を積み、イタリアに持ち帰ることができ、最終的には国の将来の発展に貢献する。プログラムでは、奨学金の受給者が選択した分野での知識を高めることを可能にするだけでなく、文化的および社会的進歩を促進するリーダーになるのに役立つ経験を持つことも目的としている。

　「エルメネジルド ゼニア」の最高経営責任者（CEO）であるジルド・ゼニアは「ゼニアでは、私たちの責任は過去を活用してより良い現在と未来を築くことであると信じています。だからこそ、創業者の遺産を次世代のリーダーに伝えられることを誇りに思います。私の希望は、これらの若い才能に対する国境を越えた教育と研究の促進への私たちの貢献が、受賞者のコミュニティに対する責任感の強化と彼らが還元したいという願望を支援すると同時に、新しいエネルギー、新しいスキル、優れたアイデアを私たちの国および国境を超えてもたらすことです」と話す。

　今年のエディションから、グローバルマネジメントコンサルティングおよびエグゼクティブサーチ会社であるエゴン・ゼンダーが、「ゼニア」と提携。海外滞在中およびイタリアに戻った際、学者にメンタリングを提供することも提案する。

■「エルメネジルド ゼニア」公式サイト