繊維ニュース 編集部ブログ

2019 14 Aug

夏の現場こそ快適に

 【大阪本社】先日、あるカーペット製造の工場内をお昼休み中に見学させてもらった。新型タフト機の説明もさることながら、コーン入れ作業現場となる2階に案内されると、心地良い風が通り抜けていて驚いた。

 風の正体は天井の空調機から無数に伸びた蛇腹のチューブからで、冷たくそよいでいた。2階は天井も近いので通常ならば暑さも尋常ではないだろう。糸をつなぐ準備工程には、ベテランといえども時間と集中力を要するため、この計らいは、作業現場から絶賛されたようだ。

 写真のような独特の構造は社長の発案だそうで特注品。室内を冷やすのでなく、作業者に直接冷風を送る仕組みになっている。

 「夏が過ぎ去るまでの辛抱だから」と、毎年現場に言い聞かせるのは酷と一大決心し、業者に頼み込んでお盆前までに整備した。

 これまで何社か工場見学させていただいたが、こんなに涼しい作業環境は初めてだった。休憩している現場の皆さんも何となく落ち着いている。猛暑対策は若手社員の定着にもつながると感じた。(和)