繊維ニュース 編集部ブログ

2018 13 Dec

勢い増す中国デザイナーブランド

 【上海支局】中国のデザイナーブランドが勢いを増している。9月の「2019年春夏ニューヨーク・ファッションウィーク」に華僑・華人を含め30人以上の中国系デザイナーが参加するなど華々しい活躍ぶりで、中国国内の百貨店などにも直営店が増えている。

 デザイナーブランドの購入者は、従来のコアなファンだけでなく、一般消費者にも広がりつつある。これに大手企業が目を付け、デザイナーとコラボレーションするケースが増えている。

 地元のファッション専門メディア「華麗志」によると、スポーツ用品大手のプーマは、「Staffonly」の温雅&周師墨など4人のデザイナーとコラボしたスポーツウエアを8月、上海の商業施設で展示した。

 出前サービスアプリ大手「餓了麼(ウーラマ)」は9月、「再造衣銀行(RECLOTHING BANK)」の張娜とコラボした宅配スタッフのユニフォーム(写真)を発表している。(祐)