繊維ニュース 編集部ブログ

2025 16 Jun

アンテナショップ

 【東京本社】地域活性化センターの調査によると、都内に開設している自治体アンテナショップ数は2020年度の81店をピークに直近は66店と減少傾向にある。人気の度合いによって売り上げは二極化しているようで、やはり著名な観光地や物産を抱える自治体の店舗は活況だ。鳥取、岡山両県の共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」は1年前のリニューアルを機に地場の百貨店でもある天満屋がショップ部分の運営を担うことになった。従来と比較して、より地域に密着した物産が並び、現地以外では手に入りにくいものも多くある。食材が中心だが畳縁やレース製品といった地場産業の発信基地としても役立っている。(日)