繊維ニュース 編集部ブログ

2024 09 May

外国人も働きやすく

 【大阪本社】昼時のコンビニ。有人レジは長蛇の列、セルフレジがありがたい。ファミレスで、食事をそろそろと注意深く運んできたのはロボットだ。社会のあちこちで人手不足が深刻化し、その対応が進んでいる。繊維業界でも、モノ作りができなくなるとの危機感を持つ経営者は多い。人にしかできない工程もあるこの業界では、今後ますます外国人材に頼らざるを得なくなるだろう。それには外国人の働きやすい仕組み作りが欠かせない。今国会で、「技能実習制度」から新制度「育成就労制度」への審議が進んでいる。日本のモノ作りを支える制度になるよう期待したい。(学)