繊維ニュース 編集部ブログ

2025 03 Jul

生分解性人工芝の普及に期待

 【大阪本社】ミズノとカネカが、海洋環境に配慮した屋内スポーツ用人工芝と充填(じゅうてん)材を開発した。バイオマス原料を100%使用していることから生分解性があり、「海洋プラスチックごみ対策」「CO2排出量削減」「石油資源の使用量削減」などの特徴を持つ。自身がコーチを務めていたジュニアサッカーチームが保有するグラウンドは人工芝だった。それだけに、ある時の取材で充填材が海に流れ込み、海洋プラスチック問題を引き起こしていると知った際は少なからずショックを受けた。生分解性人工芝と充填材の普及を願いたい。(武)