繊維ニュース 編集部ブログ
2020
21
Oct
デニムとコーヒー
【中国・四国支社】紅茶といえば何となく「リバティ」の小花柄プリント生地だと勝手にイメージするが、ではデニムなら何だろうか。以前、豊島が展開する本格国産ジーンズブランド「キャントンオーバーオールズ」が、コーヒー専門店「猿田彦珈琲」(東京都渋谷区)とコラボし、店舗スタッフが着るユニフォームを製作したが、コーヒーはデニムとの相性がいいのかもしれない。
「桃太郎ジーンズ」などを展開するジャパンブルー(岡山県倉敷市)は昨年4月から児島ジーンズストリート(同)の自社店舗「桃太郎ジーンズ児島味野本店」の横に店舗内をデニムによって上質な空間を演出したテイクアウト専門のカフェ「サロンドデニム」を運営している。
たまたまジャパンブルーからいただいたコーヒー豆を先日飲んでみた。価格は100㌘2200円のサロンドデニムオリジナルブレンド。パッケージは独自開発した圧倒的な耐摩耗性を実現した新素材「シンデニム」を使用。もちろん開封する時はパッケージの上をバッサリはさみで切るが、なんだかもったいないので糸をほどいて中の豆を取り出した。
味は厳選した豆を使っているだけに、いつものコーヒーとは違い上品な感じ。コーヒーがデニム特有の香りを包み込むのか、デニムがコーヒーの香りを引き立てるのか分からないが、とにかくデニムとコーヒーは相性がいい。(佑)