繊維ニュース 編集部ブログ

2024 04 Mar

高校生の高い環境意識に驚き

 【東京本社】東京・丸の内エリアでこのほど、「サステナブル・ブランド国際会議2024」が開かれた。会場の一つ、東京国際フォーラム(東京都千代田区)では、企業などのサステな取り組みに関する展示も実施されたが、それらに交じって高校生による研究活動の内容も紹介された。そのパネル展示を眺めていると、「説明させてほしい」と声を掛けてきたのが、大阪府立水都国際高校(大阪市住之江区)のパク・ソヒさん(左)と福岡さくらさん。2人が所属する「地球愛好会」は、通学路に多く捨てられているたばこに着目し、植物に与える影響について研究した。結果、影響は明確に確認できたのだが、そこで終わらせず、「環境に影響を与えないたばこを作るのは可能か」という考察にまで至ったと言う。発想が柔軟な若い世代の環境意識の高さに驚くとともに、心強さも感じた。(強)