小山 隆

2021 07 Dec

ニット・セーター【トレンド】

今回は定点観測データの中から「ローゲージニット」及び「ニットの柄化」に注目すると同時に、日米のニットに対する検索トレンドを調べます。
また急激上昇しているキーワードを抽出、デザインバリエーションを可視化してみます。

 

 

神宮前/表参道エリアで、男女ともローゲージのニットコーデが拡大。とくに「柄化」に注目しています。

 

Googleで日米5年間の検索需要・推移を調べてみました。

◆国内検索ワード:「ニット」は2016年12月を指数100とした場合、2021年12月は86ポイント。前年同月比で2ポイントアップ。

 

【上昇キーワード】

1.「h&m チャン キー ニット」

 

2.「ナイキ エピック リアクト フライニット」

 

3.「チャン キー ニット ブランケット」

 

4.「透かし 編み ニット スカート」

 

5.「童貞 を 殺す ニット gu」
 米国の「virgin killer sweater」に対して「バージンキラーニット」という事だと推測します。念のためGUのラインナプを見ましたが、見つかりませんでした。

 

 

 

◆米国:「Sweater」は2019年12月を指数100とした場合、2020年12月は67ポイントまで下落し、2021年12月末時点で62ポイント。
前年同月比で2ポイントのダウン。

 


【上昇キーワード】
1.「virgin killer sweater」

 

2.「gucci blackface sweater」

 

3.「taylor swift cardigan sweater」

 

4.「tate langdon sweater」

 

5.「balenciaga sweater」

 

6.「let it snow sweater」

 

 

 

 

なお今後ますます「エンドユーザーの検索需要に応えつつ、オリジナリティで勝負する」が、
すべての商売にとって重要な事だと考えますので、情報は参考程度に留めて貰えればと思っています。


------------------------------------------------------------------------
画像:
・The internet ’s source of freely-usable images.
・Takashi Koyama taken a photo.
・From online image search results.

2021.12.5 記
 

出典:リサーチ&デザイン東京