芹澤 絵美

2021 31 Jul

ブレイクスルー

 

ワクチン2回完全接種率が高い欧米からブレイクスルーが広がっています。
完全接種率70%を越えるアメリカのマサチューセッツ州バーンステーブル郡では、
陽性者数(7/6~25期間調べ)469人中346人が2回完全接種している人ということで、
ブレイクスルーが全体の74%を超えています。

2回完全接種した人のコロナ感染をブレイクスルーと呼称しており、
そのブレイクスルーに対する対策として、ブースター(3回以上)接種が推奨されています。
イギリスでは、毎月1度ブースターを打つことを薦めているというニュースも見ました。

その一方で、ワクチン接種が進むことを前提に、
シンガポールやカナダの一部の州ではCOVID-19を季節性インフルエンザと同等の扱いとすることを発表。

これらの最新の動きを「カナダ人ニュース」さんが詳しく解説してくれていますので、
ぜひご覧になってください。<カナダ:コロナをインフル扱いへ アメリカ:CDC内部資料 選挙利用?

 

アメリカの反ワクチン派の意見は、

1.スパイクタンパク質を体に入れているのだから風邪症状が出るのは当たりまえ
2.スパイクタンパク質が体にあるのだからPCR検査で陽性になるのは当たりまえ
3.スパイクタンパク質によって作られた抗体が耐性のあるコロナウィルスへの変異を促す
4.変異株に対応するブースターのトップアップで「3」に戻る


というmRNAワクチンが最悪のループを引き起こしており、ワクチン接種がコロナウィルスの変異を早め次々と新株を作り出しているというものです。


上記意見にはなんら科学的根拠はありませんし、ワクチン接種が変異株を生み出しているという証拠はありません。
ですが、もう新型だろうとどれだけ変異しようと、コロナウィルスはコロナウィルスであり、それ以上でも以下でもないという気がします。コロナウィルスは毎年感染するもので、そういった意味では毎年変異し毎年新株と言えるのです。
COVID-19と言われている感染症に関しては、新しい検査方式が来年から普及すると思いますが、それが新型コロナウィルスを検出しているのか、毎年ほとんどの人が感染する季節性コロナウィルスを検出しているのかは、SARS-COV-2と呼ばれているウィルスの生きている完全体が感染者の細胞から分離・精製出来ない限りは永遠にはっきり断定できないと思います。
それならば、ただ単にコロナウィルスを検出しているだけ、風邪っぴきの人数をカウントしているだけと言われても仕方ないのではないでしょうか?

 

 

さて、PCR検査が今年いっぱいで廃止されるということで、来年からはインフルエンザが大流行しそうですね。
昨年はインフルエンザは新型コロナウィルスとしてカウントされた可能性が高く、去年は流行しなかったことにされていましたが、来年からは高熱を特徴とした風邪症状があればインフルエンザ検査も従来通り行われ、それによっては大流行と言われるかもしれません。それとは別に季節性コロナウィルスの感染者も数多く出ると思いますので、例え新型と従来型の区別がつけられないとしてもmRNAワクチン接種は推し進められていくことと思います。今までは季節性コロナウィルス(風邪)をワクチンで抑えようという考えはありませんでしたが、今ではコロナウィルスに感染しないようにワクチン接種するという新しい概念が受け入れられ始めている気がします。


暫定陰謀論界隈ではお注射のトップアップが主流になることはかなり前から推測されていましたが、
今現在ほぼその通りになりもう陰謀論ではありません。
さらに今後の成り行きの推測として言われている暫定陰謀論は、ワクチンパスポートの推進により、偽パスポートが氾濫、
その対策として生体認証パスポートの発行へと繋がり、更に”安全性を高めるために”偽造できない生体内マイクロチップで管理、という社会になるというものです。
「マイクロチップ管理になっても仕方が無い」という世論作りに持って行くためのワクチンパスポートであり、
偽造が氾濫することは予測済みであり、むしろあえて偽造を氾濫させ社会問題にしていくとのこと。

 

ワクチンパスポートについて私が初めてブログで紹介したのは昨年の12/3の記事で、
私が陰謀論というものに着目し始めたのもこのあたりからです。
あの頃は気持ちは半分「まさかね」という感じでしたが、
今はもう「あれ全部本当だったんだ」という感じで、むしろどんどん現実化しているのでますます暫定陰謀論に着目するようになりました。


ワクチンに反対する暫定陰謀論者の基本コンセプトは「各国政府による全世界的な大量虐殺が静かに行われている」です。このコンセプトは、陰謀論者が考え出したわけでは無く、世界経済フォーラムのアジェンダ2030に書かれていることで、その目標達成に向けて世界が着実に進んでいることに気づいた人々が声をあげているだけなのです。

1.私的財産権の撤廃(共産主義)
2.国境の撤廃(移民の大量発生、主権の喪失、1つの世界政府の樹立)
3.人口削減

去年末までは完全に陰謀論でしたが、今ではグローバリスト/エリート達による確固たる陰謀です。
CDCやWHOの再三の方向転換や、
科学根拠の無いマスク義務やロックダウン、更にはmRNAワクチンの半強制接種と、
今までとは明らかに違う動きが割と速いタームで進んでいる来ているので、なにかおかしいと直感で感じています。
何事も、強要強制にはアラートを鳴らすのが通常の反応だと思います。


ステュー・ピータースの8/1のTweet

2021年8月以降〜のまだ流行っていない変異株にすでに名前がつけられています。
8月Zeta株、9月Eta株、10月Theta株、11月lota株、12月Kappa株。
暫定陰謀論界隈ではディープ・ステート側だと言われている、
ジョンズ・ホプキンス大学、世界経済フォーラム、世界保健機構のロゴが並べられています。
この資料自体がフェイクの可能性もありますので、来月以降どんな株が出てくるのか注目です。
というか、何度も書いていますが、コロナ株は毎年変異するので先に名前をつけておくことも可能だと思いますが、この表ではほぼ毎月になっていますので、だいぶ早い変異を予測している感じですね。


こうやって反ワクチン派が喜びそうな情報がフツフツと水面下から時折出てくるのは、
「陰謀論ではなかった!この流れを止めなければ我々は殺される」と反発が起きるのか、
「人口削減計画などあり得ない、全て自然に起こったことだ。WHOやCDCや政府を信じる」と現状を受け入れて従順に従い続けるのか、人々がどういう反応を示すのか様子見する為に情報を小出しにしているのかな?などいろいろ想像してしまいます。


果たして、
各国政府の動きは全て国民を救う為なのか、暫定陰謀論通り人口削減を目的としているのか?
mRNAワクチンは全人類を救う為のものなのか、それともその逆なのか?
今はまだわかりません。


リン・ウッド弁護士がテレグラムに書いていました。
「Choose Wisely (賢い選択を)」

医療に関わる環境は個人個人大きく違います。
幸い健康で医者知らずでいる人もいれば、生まれた時から病気がちで医療やお薬が欠かせない生活になっている方々もいます。
それ故に、薬やワクチンに対する考え方や関わり方も変わってきますし、利点も個々に違います。
意見は1つではなく無数に存在します。何を信じるか、信じないか、も自由です。
ワクチンがどれだけ安全で必要なものなのか、逆に危険なものなのか、それぞれ主張することは自由です。
いかなる理由、根拠があろうとも、接種しろ、接種するな、と互いに押しつけ合うことは避け、
それぞれが選んだ決断を尊重しあえる社会が望ましいと思います。


私は20代の頃のとある経験から、
「なるべく薬に依存しない。義務づけられていないワクチン接種はしない」と決めているので、
風邪薬や痛み止めも服用しませんし、インフルエンザ予防のワクチンも打っていませんし、健康診断もしていません。
自然免疫や自然治癒力で対処出来ない病気にかかったら、緩和ケアからの安楽死を望んでいます。


なので、ワクチン接種義務など、個人の自由を侵害するような政策が成されないことを祈っています。
でもなんだか、そうじゃない感じに今後なっていくような予感がしています。
ここニュージーランドでは、今のところ押し付け合いや分断は見かけず、秩序が保たれているように見えますが、
ロックダウンという権力行使を躊躇無く行える国なので今後は分かりません。

こちらは冬真っ盛りですが、わりと暖冬で私の庭では花がたくさん咲いています。
自然の美しさに目を向け、ビタミンをたくさん取って免疫を高めていきたいです。