芹澤 絵美

2019 18 Aug

ベイビー・ドンキー

 

あっちもこっちもベイビー・ラッシュです。

先日、ブドウの木の剪定の為にまたポヌイ島に行ってきました。

この島に野生化したドンキー(ロバ)がいることは以前ブログにも書きましたが、
桟橋近くに生後10日の赤ちゃんドンキーを発見!

生まれてすぐに立ち上がるこの手の動物は、
生後10日にしてすでに親の体の半分くらいの大きさですが、
仕草や表情はまだベイビーそのもの。

もうまたもや動くぬいぐるみ状態のベイビードンキーにスタッフ一同メロメロ。

しかも、このドンキーファミリーは他のドンキー達と違うある特徴があるのです。

「ジュレザレム(エルサレム)・ドンキー」と言って、
処刑前のイエス・キリストがイザヤの予言に従って、
エルサレム入城した際に乗っていた子ロバだということです。

イエスを乗せてきた子ロバは、
十字架を背負ってゴルゴタの丘を登るイエスを見て哀しみ、
その姿を見ていた神が、子ロバの背中にイエスと同じ十字架の影を落とした、
という伝説があるそうです。

背中に一本、両肩にかけて一本、それぞれクロスした模様があります。
十字架を背負っているようです。

子ロバちゃんの背中にもはっきり。

以来、この十字架を背負っているドンキーは平和の象徴とされているようです。

私は、ドンキーを間近で見たのもこのポヌイ島が初めてでしたが、
赤ちゃんドンキーを見たのも初めてです。
しかもジュレザレム・ドンキーはけっこうレアらしいです。

ほんとうに、話題に事欠かない島であります。

次にポヌイ島に行く頃にはかなり大きくなっていることでしょう。
また会えるのを楽しみしています。


ダディ、カメラに近すぎです・・・。