芹澤 絵美

2020 07 Apr

動物にも感染

 

COVID-19が犬や猫などのペットに感染している、
という話はちらほら聞いていましたが、
先日、ニューヨークの動物園で、
飼育員から感染したと思われるトラやライオンに、
COVID-19陽性が出たというニュースを見ました。

どうやら、人からペットへは感染するというのは確定っぽいです。

ペットからペット、ペットから人へ感染するのかどうかは不明です。

ニュージーランドでは犬は有料の登録を義務づけられていますので、
昨日の昼頃、全犬のオーナーに役所からメールが届きました。

犬の散歩の時はドッグ・エクササイズエリアでも犬にリードをつけてくださいとのこと。

もともと公共エリアでは犬のオンリードは義務づけられていましたが、
フリーランが許されている公園でもリードをつけろという指示です。

犬の飼い主同士が適切な距離を持って散歩する為、
というのもあるでしょうが、
犬同士が匂いを嗅ぎ合ったりして濃厚接触を避ける必要性が出てきたでのはないかと思っています。

とても興味深いウィルスです。
かなり効率良く人類に感染するように考え抜かれて設計されたようなウィルスです。

人工的に作成されたと一時囁かれたこのCOVID-19。
陰謀論であり、とても正式採用されない理論ですが、
そう考えたくなるくらい巧妙なウィルスだな、とますます思い始めています。

大型犬は走る欲求を満たせないと、メンタルヘルスを損ないます。

なので、時間帯、他人の有無などによく注意して、
犬同士、自分の犬が他の人に近づかないように配慮して散歩に連れて行き、
本当に誰もいない場所なら走らせてあげたいと思っています。

他人や他人の犬が絶対に接触しなければ犬をオフリードにしてもいいと私は思っていますが、こういう状況下では、とにかくどこでもいつでもオフリードにしてはいけないという意識が優先して、本来の目的を忘れて、他人の行動を監視し、通報したりする人が出てくるかもしれません。

こういう状況下ではウィルスよりも人間のほうがよほど恐ろしいです。

役所からの指示をどこまで守れるか分かりませんが、
いまのところ、逮捕されたり罰金を科されたりする状況ではありません。