斜面に美しく花咲かせる鎌倉の長谷寺に憧れて植えた１４株のアジサイ。

手塩にかけて育てている娘達が今年も艶やかな姿を見せてくれています。

日本のアジサイの季節は雨もそれなりに降り、
水の器の別名を持つアジサイには最適な季節だと思うのですが、
こちらニュージーランドではちょうど乾期にあたり、
毎日の水やりが欠かせません。

水道が通っていず、
雨水を貯めたウォータータンクで生活するワイヘキ島には贅沢な植物と言えるでしょう。

それでも、
この宝石のようなどこかヒンヤリとした質感を持つアジサイを眺めていると、
脳の奥の方からジンワリと幸福物質が溢れてくるのを感じます。