山中 健
新たな日常に向けて加速する3大テーマ
コロナ禍による自粛が続きますが、私たちは騒動後に向けて準備をしていかねばなりません。やがて来る新たな日常。そこに向けて次の3つのテーマに関する取り組みが加速し、それに対応した消費が広がり定着していくと思います。
1.デジタルトランスフォーメーション(DX)
テレワークやネットスーパーやECでのショッピングなどで、生活におけるオンライン、デジタル利用の比率がアップしている人も多くなっています。消費者のデジタルの親和性がますます上がり、あらゆることでデジタルやオンライン利用することが当たり前となります。リアルショップでもデジタルやオンライン利用が基本となるでしょう。
2.ウェルネス
今回の騒動で高まった衛生意識。これは騒動が収まった後も続くとされます。このことも含め「心身ともに健康」という意識はさらに高まります。医療や未病対策、美容だけでなく、リラックス、居心地の良さ、やりがいといった精神的な健康を維持・増進するサービスや商品に注目がより集まるでしょう。
3.サステナブル
コロナ禍によって縮小を余儀なくされた世界経済。しかし、その一方環境保全が進んでもいます。持続可能な新たな経済のあり方が求められます。
こちらのニュースにもある通り、多くの人々が「生活が変わった」と実感しています。新たな価値観が生む新たな消費に対応する準備を進めていくことが必要だと感じます。国内外の先進事例をウォッチし、これからもレポートしていきたいと思います。
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