生地 雅之

2025 16 Jun

消費者目線

V

最近、掲題について体験することが多く、考えさせられるのです。自分が困ったらどうすべきか?昨今機械(AIを含む)が台頭して、人が今までやってきた労働集約産業の足元が崩れつつあります。過去から提言していますように、機械で済ませるところは機械に、人間しか出来ないところは人になっていくのですから、早めに「人間しか出来ない所」に逃げ込まないと機械に仕事は奪われるのです。これは否定できない事なのです。文明が進化し、電車や自動車ができ、歴史は機械化に支えれてきたのですから否定はできないし、やれば自己否定になるのです。

5月29日の業界紙に「消費者軽視」というコラムタイトルに医療機器という言葉の不適切な使用の注意喚起が記載されていました。お客様に効果あるような取られ方をするので、注意は必要だとの事です。当然過剰表示であれば問題なので、トクホの商品も同様です。このような詐欺的な使用方法があるので、消費者は良く理解しないと。

 

1,行政のお客様対応

先日のイオンモール小山への交通手段の小山駅からのコミュニティバスもそうですが、市民サービスも限界があるのでは?市民の税金の持ち出しなのですが、バスを使わない人にはどう還元されているのか?米国の保険制度がないような国同様、「自分の老後は自分で守るべき」なので、日本のように弱者を他人が支える仕組み(若い頃に保険に加入して支払ってきた分を取り戻しているのですが、自分で払った分を自分で貰っているのでしょうか?均等配分が不公平と思う人も存在するのでは?「弱者救済」という言葉も都合が良いのですが、弱肉強食の経済の中で生き抜いてきた人にとってはどう映るのか?自分で努力もしないで、(あるいは努力していても結果が出ない人=AC・JAPANのCMに、「私には選択肢がないのでしょうか?」も)救済されているのです。「勝ち組の理論」とも言われるのですが、他人より努力してその方たちは勝ったのに、その「勝ち」を他に付与するのは本当に納得しているのでしょうか?

 

2.行政の工事の表記対応

先日の小山から太田への移動手段そうですが、JRの足利駅からの東武線足利市駅への徒歩15分程度の道程に起きた事なのですが、JRの足利の親切な駅員さんに「東武線の足利市駅までの道を聞いた」のですが都心で生活していると近いと感じたのですが、雨が降っていなかったのでOKでしたが、結構歩く(これは仕方ない)のです。「JR足利駅出口をでて、正面の信号を右折して、先のオーバーブリッジをくぐり即左折し、坂道を上り川の土手を右折すれば」と聞いていたのです。実はその後土手にある新規の橋を渡り、川向うの近くに東武の駅があるのです。

この川(渡良瀬川)は橋を工事中でこの橋は代替の人口橋のようであり、その橋までは川の土手の上をかなり歩き、橋の近くの階段で川の河川敷までおり、人口橋を渡らなければならないのです。しかし、先ほどの土手に入ると即に河川敷に降りる階段があり、そこを降りても河川敷からその人口橋まで行けるように見えたので、先に河川敷に降りたのです。

その先に降りた河川敷からは人口橋までは繋がっておらず、人口橋の手前で、通行止め(表示が付けられていないのか見当たらなかったので不明ですが)の意味でプラスティック性の柵が張り巡らされており、くぐるかしか通れないのです。それをくぐろうとしたら、作業員の方に止められ、「先ほどの階段まで戻り土手を歩いて、人口橋の近くの階段まで戻れ」とのことでしたので、言われた通り戻ったのです、

何を言いたいのかというと、その手前の階段上には「橋を渡るには、この土手を直進し、間際の階段を降りないと渡れない」という表示が事前になく、間際の階段の手前にしか工事中の看板がない事なのです。勿論その看板には上記のようなコメントもなく、工事業者や工事の認可番号等の表示でしかなく、必要なコメントがないのです。

東京都近郊の工事であれば、当然表示されているので、地方では小職のようなたまに訪れるような(他県からもほとんどなく、いつも通行している地元の方ばかりなのでしょうから、気が付いていないのでしょうか?気配りがないのです。現在市役所に問い合わせ中ですが、その3日後にご指摘に対するお礼は届きました(返事は迅速)が、修正したかのコメントはありませんでした。迅速な対応でしたが、

 

3.小売業のカスハラ対策

小売業では過去の回転すし屋で起きたアルバイトの不適切な動画掲載事件や、お客様への土下座強要事件など、結構なカスハラ問題が発生してきており、昔であればこの様な常識外れのような事件が起きてはいなかったのでしょうが、連綿とした教育ができていなかった表れなのです。当然しかるべきと年配の方はお思いでしょうが、実は教えられていないというのが実態なのです。

勿論年配の方々は先人の背中を見て考えて来られたことでしょうが、現在の人間にそれを継承していない点は事実なのです。現在の非礼を嘆くばかりでなく、このような対策を講じないといけないのですから、当然の措置でしょう。昨今このような事件が百貨店にも飛び火し、数年前にも記載した三越(銀座)でのマスク事件(過去のブログにも記載)もそうですが、高島屋がカスハラ対策の方針(該当者は出禁等)を迅速に打ち出しました。その後、他の百貨店も追随しているのです。

最近の百貨店業界のTOPの多くはスタッフ系が多く営業系の経営者は少ないので、営業系のTOPはその方面(管理系)の準備は後手後手に回っているのです。今回も苦情窓口との表記でHPでの対策を打ち出し「苦情」という表現がお客様商売をしている小売業としてはきついとのではと指摘をさせて預いたのですが、発表した日付や内容はそのままで、少なくとも表示を変えた事(変更した理由と日付)は表示すべきではないでしょうか?過去HPを見た人はその言葉を見ているのですから。先程も述べましたが、割と企業は営業と経営を区分し、経営はスタッフ系で、営業は現場出身者が多かったのですが、一人で両面できる人はどの業界も殆どない(小売業は不在)のです。

 

4..小売業の人事異動

最近のファンドに買われた小売業の主要人事異動が発表されました。改装中の主要店の店長から経験者を外し、後任はそれまで(昨年のストライキを主導したと言われる)ファンドに買われる事に反対していた立場の労働組合のTOPなのです。周りから見ると裏取引があったようにも見られるのです。併せて副店長も外されました。NO,2はYESMANであり、政治で言う総理の下の官房長官なのです。

いつも提言していますように、安倍さんの下にいた官房長の菅さんはその時点ではYESMANに徹し、総理になった途端に「前任者の継承」(誰もが言う)とは言いながら、自分の考える政治(安倍さんとは異なる道)を歩み出しているのです。TOPを取るまではYESMANに徹しないとサラリーマンは降格もありえるこの副店長の立場ではYESMANでしょうから、店長と一緒に外す必要もないのです。前店長の事を知りすぎていて、使いづらいのかも。

 

5.某百貨店のHP

某百貨店 のHPが(意図が明確でなく)リニューアルされ、閲覧する側がメールアドレスを登録しないと新規ニュース等が見られないのです。あり得ないのです。自社の告知等は一般が皆共通で閲覧でき、会員にでもならないと見られない状況にする事は自ら首を絞めているように映るのです。別の意図があるのかも不明です。

イベント等も掲載日を記載せずに、どれが新しいのかも不明なのです。小職のように毎日各小売業のHPで新規ニュース(イベント等を含む)や新規の開店状況を確認している人にとっては不便極まりないのです。「自社は弱小」と認識しての毎月の売上告知をしなくしたことはともかく、「相手にされていないのでどうでも良い」と投げているのか?小職のような人は見なくても良いという判断に受け取らざるを得ません。小職はわざわざ登録はしないので見なくてもと言われているようです。

恐らくリニューアルしてから、サイトを見に来る人は激減しているのでは?経営層は容認しているのでしょうか?報告(データ)も上がっていないのでは?「良きに図らえ」なのか?

これで経営のつもりなのか?小売業の現場を知らない経営とはこの程度か?スタッフ系の良さもあるのでしょうが、経営と現場(人を使って、任せても)を両立してこそ経営であり、片肺飛行(縦割組織)の悪さか?確認不足か?この依頼された業社(人)のHPの位置付けの認識の低さに驚く(やってみないと判らない事ではなく、考えていないと映るのです)のは小職だけでしょうか?また戻すにしても他の百貨店のHPのように、タイトルだけを書換たり、変えた(戻す事も)理由や日付けを入れないで、黙って書き換えるような愚かな事をしない事(恥ずかしいならしないでしょうが)を願うものです。

 

追1)TV-CM.

最近のTV業界はYOU=TUBE等に推され不振なのでしょうか、CMの時間がのびています。小職はドラマが好きで、録画したものを空いた時間に見ていますが、最近は再放送が多く、が増えている本編がカットされているシーンも多々見受けられます。小職は過去からドラマを録画しており、たまには昔に録画したDVDを引っ張り出してみています。そうするとCMの時間が平均1,5倍になっているのです。過去には2分であったものが3分に。C最近のドラマのCMは時間が長く感じるので、タイムを計ったのです。平均1.5倍であり、ドラマに挟むCMの位置によって時間は異なるのです。ドラマの初めはドラマにのめりこませるために、15分単位等でのCMはなく、30分位過ぎて初めてのCMが入るのです。勿論どこかで(後半で)取り返すように間隔を短くして入れているのですが、

津2)TV通販

  A,業界でのルールで断定ができないのでしょうから、〇〇なのかも、XXなのかもと断定できない「かも」のオンパレードなのです。小職は                                                    の意見(プロでないセカンド・オピニオン)はあまり聞かないので、プロが断定でもしないと信用しないのです。他人は医者(その道のプロでなく第三者であり、責任がないから)ではないからなのです。

B,通販価格は酷い物は80%OFFまでダンピングしており、まず普通のビジネスなら原価割れです。勿論商売ですから、損してもどこかでその損を取り返しているとは思いますが、

また、メリットある発注は30分以内とか消費者に考える余裕を与えない状況をつくりだしているのです。初回のみでもOKなどとは、リピータを作る方策を検討もしないで、一過性でも儲かると言っているようばものなのです。要はどこかでと露返しもしないでも利益が上がる仕組みなのでしょう。皆様は既に見抜いているでしょうから、そう簡単には乗らないしょうが、売り手が客様目線ならもっと考えた仕組みを構築すべきでしょう。

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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