生地 雅之

2025 09 Jun

北関東・東側エリア

最近掲エリアに行ってきました。前回の群馬エリアの反対側として栃木エリアにしたかったのですが、栃木県にはそこそこの商業施設が佐野プレミアムアウトレットぐらいしかなく、大型に見えるイオンモール佐野新都市とイオンモール小山くらいしかないのです。イオンモール小山以外は過去のこのブログでも記載しており、イオンモール佐野新都市も記載する程のこともないのです。イオンの小型店は上記モールの中に入っているものの多く、今回はイオンモール小山とその行きに寄ったイオンモール羽生(埼玉北部)と帰りに寄ったイオンモール太田(群馬の東)の3店だけなのです。

1.    イオンモール羽生
1年前以前に掲店にリサーチした時は別棟でNONIWAというアウトドアのエリアを作っていたのです。(最近は奈良のイオンモール橿原にも)GMS等は百貨店のようなスピード感のある取り上げはなく、ゆったりした速度にて取り上げ、ビジネスとしてはいい時に仕掛けている事も多いのです。過去にはコロナ時代には関西の百貨店が2年後のリニューアルにマスク売場を作る会議をしている(結果できてはいない)とアパレルから聞いて笑ったものですが、既にGMS(IYもイオンも)はマスク売場は即できていたのです、この旬(必要に応じた)な取組が小売業には必要不可欠なのですが、

ノニワは過去には1~2のアウトドアブランドしか展開していなく、同年秋には数ブランドデビューさせると謡っていましたが、まだでした。まだどころかエリア全体に囲った工事中でした。そういえば過去の2ブランド程度のデビューでもオープニングセレモニーの前日にOPEN しており、オープニング・セレモニーは日程を決めていたので変更ができず、テナントのOPENは工事業者にイニシアティブをとられ遅れている日程の調整もままならなかったのでしょう。店は1日でも早く営業したいのですから、出来れば即なのです。これを待たしたのかは不明ですが、空床エリアもなくOPEN 出来た施設は最近では相鉄のソラトス(ゆめが丘)位なのです。
  
  また、本館からノニワへは2階からペデストリアンデッキで繋がっているのですが、その手前のイベントスペース(場所としては適所=ここまでお客様を引き込む目的)があり、子供連れのFAMILY層がポケモンイベントを多く見ていました。しかし、ただ見るだけで売上に寄与している様には見えませんでした。ここ以外もですが、小売業がイベント等の集客をしているのは良いのですが、売上にリンクしていないイベントを開催することは無駄と言えるでしょう。縦割り行政の弊害なのか、私は集客担当、売上はテナント(店)の人という認識なのでしょうか?イベント担当も自分の仕掛けたイベントで館の売上がどの位UPしたのか気にならないのでしょうか?

近くにある三越サテライトショップの暇そうな状況を見ると残念としか言いようもないのです。三越がやるかは不明ですが、ポケモンのグッズを傍で販売するとか、要は子供が欲しいと言えば親は与えるのですから、「泣く子と地頭には勝てない」のです。例えが古いか?三越でなくても、そのイベントに合う商材を販売できるような、このような仕掛けを実現できる事こそビジネスなのです。儲ける視線が不足しており小売業はもっと貪欲になってほしいものです。儲けて何が悪いのか?貪欲性がなければビジネスを辞めれば?

    その他、AI-STOREがあるのですが、現在のAPPLE-STORE同様と閑散としているのです。デジタル推進は聞こえが良いが、店に欲しいものがないといくら買い物の利便性が向上しても、NGなのです。イオンリテールも技術の進歩はOKなのですが、PBを含めた商品をもっと研鑽し、商品を向上させれば、規模はナンバーワンなのですから、オンリーワンも目指して欲しいものです。持ち株会社の利益保全に子会社の上場を廃止して(イオンモールやイオンデライトを上場廃止させる)の手法を取るのは別にして、もっと地道なマーケティングを。これも縦割組織の弊害か?

リニューアルしてもやった側は意識もあるので、一般的には触った等の認識はあるものの一般客には響いてもいないのです。お客様に伝わってもいない事が多いのです。この店は前回紙のフロアガイドにリニューアルした部分のみ囲った表示をしてくれていたのです。過去から提言していますように、小売業はマスコミの使い方が下手なのです。もっとお客様に向けたアピールをして頂きたいものです。某社などはHPで大きく発表しても売場に行くと見つけられなく、社員の方に聞いてもらうのですが。その社員も認識していなく他の社員に聞きに行かれる事も多いのです、

2.    イオンモール小山
イオンやセブン系は小型店も含め(コンビニを除き)、殆ど訪店してきたのですが、ここは初めて訪店したような気がしたのです。外観や周辺の光景で覚えているのですが、印象が薄かったのでしょうか?小山駅前はかなりの開発状態であり、地方都市としてはそこそこのレベルなのです。掲店は市街地にあり、駅から少し外れると住宅地の近くにあるのですが、つくりは2層で古く買物難民が多いのでしょうか、駐車場は3F(屋上)も含め満杯状況なのです。結構車での来館が多いのです。だからバス(公共機関)の本数が少ないのでしょう。(電車に合わせ1時間に1~2本)羽生からだと東武線で一度久喜に戻り、JRで小山に向かうのです。

  この小山市の行政が良いのか、コミュニティバスは交通系ICカードが使えず現金のみなのですが、大人はすべての区間200円、証明証不要の自己申告制で65歳以上80歳までは100円、80歳以上は0円らしいのです。行政はこれでやっていけるのでしょうか?イオンは一年くらい経過すれば、補助を外している所もあるようで、民間の一般の運賃になっているところも多いのです。これが妥当か?行政ももっと切磋琢磨すべきでしょうが。ここの壁面のフロアガイドには2つのバス停が掲示されているのですが、1か所はなくなっているようです。そのまま放置されているのでしょう。従業員も気にしない・知らないので、地元客がメインなので不要なら外せば。

3.イオンモール太田
東武線のみで行くと便利なのですが、小山からだと不便なのです。小山からだとJR両毛線で高崎方面に向かい、足利で下車し徒歩20分弱の東武線足利駅から太田に向かうのです。北関東の大型商業施設の中ではスマーク伊勢崎に次ぐ出来の良い館なのです。このJR足利から東武の足利市駅までの徒歩20分弱に問題があるのです。
JRの足利駅の駅員は親切だったのですが途中で問題が、近々のブログに記載しますので、

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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