千金楽 健司

2021 13 Oct

仮想通貨をめぐるアレコレ

日本の郵便局もいろいろと新しいことにチャレンジしていますが、イギリスの郵便局はもっとずっと先に行っていました。専用のアプリでビットコインやイーサリアムといった仮想通貨の購入ができるようになるそうです。今回はAILでも講師をしてくれているロンドン在住の高嶋くんからのレポートを紹介します!


EasyID

高嶋くんからのレポートによると

「EasyID」というのは、イギリスの郵便局にあたる「Post Office」がリリースしているIDアプリ。「Post Office」をはじめ、様々な身分証明書が必要なシチュエーションで利用できるサービス。英国内の10,000以上の「Post Office」がEasyIDに対応しているほか、小売店やコンビニエンスストアに当たる食料品店など2万店以上でEasyIDの利用が可能。

だそうです。スマホにアプリが入っていれば、免許証やパスポートを持ち歩かなくてもいいという利便性に特化したサービスなんだそう。この「EasyID」の新機能として準備されているのが、先述した仮想通貨の購入というから驚きです。IDアプリと連携していれば、仮想通貨の取引もより簡単に、活発になりますよね。イギリスの郵便局、すごいです!

仮想通貨をめぐっては、中国が海外取引を含むすべてを禁止すると発表したのに対して、アメリカFRBのパウエル議長が「暗号資産を禁止するつもりはない」と発言したり、激しいせめぎ合いが起こってるんだろうなと感じています(覇権争い?)。中国は明確に排除の方向に舵をきっていますが、他国では間違いなく拡大傾向にありますよね。

いまや仮想通貨の種類は膨大です。将来的に「残る」のはほんの一握り…それ以外は買収されたり、統合されたり、はたまたいつの間にか消失してしまうでしょう。個人的には、ビットコイン、リップル、XDC、QNTあたりが本命=生き残る(広く一般的な決済に使われるようになる)んじゃないかなと思っています。皆さんはどう思いますか?