北川美智子
2018
26
Feb
Premiere Vision 2019 S/S 2 カラー
先月に先行してお伝えしたカラー一覧は今回の会場ではシンプルに四つのグループ26色で示されました。
一つ目は1から6までの6色。
花の持つエネルギー、樹皮やクロロフィル、花畑の色合いなど、強くフレッシュな色のグループ。
二つ目は7から14までの8色。
ニュートラルな光感と人工的な輝き。 ソフトなペールカラー、酸性の色味の楽し気な色など自然と人工の間の色。
三つ目は15から20までの6色。
寒色と暖色の間で起こるイージーで優しい彷徨。ドライ(乾いたような)からリキッド(濡れたような)まで素材の持つ気品を表す色。
四つ目は21から26までの6色。
ダークカラー同士の引き合い。ピグメントを施したチャーミングなダークカラー、微光、深く繊細な色。
これらの色を組み合わせ6つのカラーハーモニーが紹介されました。
一見そっくり: 13+3,7+8,24+22
太陽の光を浴びた花々: 4+12+15,5+1+3,17+13+14
グリーン系: 25+12+17,18+24+11+4
不協和音のロマンス: 10+2+7,14+13+10,7+25+10
夏のブラウン: 1+19+9,9+23+17,20+22+5
太陽がいっぱいのピグメント: 25+13+11,1+2+24,16+13+14
グリーンが強調されていますがピンク、サーモン、フーシャ、オレンジ、イエローなども際立ち、全体に明るく太陽の光をいっぱいに浴びた自然を思わせる力強い配色が目立ちます。