【中部・北陸支社】毎年正月三が日はどこも混雑するので寝正月にしようと思うのだが今年も飽きずに3日、家族にせがまれ初詣に出掛けてしまった。

　行き先は猿田彦大神を祀っている2500の神社の中で総本宮ともいわれる三重県の「椿大神社」。当日は暦が先負だったので正午に到着するように出掛けたものの、たどり着いた時は既に夕方。しかもご覧の通りの猛吹雪の中でのお詣りとなってしまった。夫婦円満や縁結びの神だがやはり、その“神頼み”も楽はさせてくれず。

　しかし、道中は静かな田園風景に加え、鳥居をくぐるとさすが神様が降臨したといわれるだけの凛（りん）とした空気が漂っている。伊勢路は仕事で年に数回は訪れるところ。今度は日を改めてゆっくりと参拝に行こうかと思う。お土産に伊勢茶を買い、家庭円満を祈念して。(聡）