繊維ニュース 編集部ブログ

2017 06 Dec

チェーンでL・ダ・ヴィンチ

 【大阪本社】当社のユニフォーム専門月刊誌「ユニフォームプラス」の2018年1月新年号巻頭企画の取材で、各種チェーンの製造販売会社で知られる最大手の椿本チエインの京田辺工場(京都府)に4日、訪れた。

従業員約千人が働く同工場は、京田辺市郊外の小高い丘の一角に位置する。同社広報に工場について説明を受けた中で、非常に興味深いことを知る。 「最後の晩餐」の壁画で知られるミラノの画家レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)は、実は画家、彫刻家、建築家の活動以外に兵器の設計や生理学など多方面の分野に才能を発揮した。彼のスケッチには、後のチェーンと同じ構造のチェーンが描かれていた。写真は椿本チエインの実際のチェーンで描かれたダヴィンチ。オブジェとして同工場の受付フロアに飾られており、来社する人々の興味を引く。 同社は創業100周年を今年迎え、約50年ぶりにユニフォームを一新、11月から新ユニフォームを着用している。まさにチェーンのごとく歴史をつなぐ企業として躍進中である。(篠)