繊維ニュース 編集部ブログ

2018 19 Feb

「難儀なシーズン到来」

 【東京本社】節分が過ぎ、春一番のニュースが流れると、「スギ花粉」情報が天気予報に追加される。毎年のことなので、ニュースは気にならないが、悩ましい季節にはうんざりさせられる。

 今年の飛散は昨年の1.5倍から2倍程度。例年よりやや多め。今年は冬の気温が低く寒い日が多かったので、多分花粉の飛散は少ないのかなと勝手に決めつけていたが、気象庁の情報では、そうではないらしい。

 この「スギ花粉症」、世界でも似たような症状が発生するケースはあるようだが、日本ほど劇症型に発生することはないようだ。花粉飛散は樹齢30年から発生し、50年程度で終わる。新しく植林しているのは花粉の飛散を押さえた種類で、スギ花粉症の悩みも後15年ぐらいで済むらしい(泣き笑い)。

 今回も12月から薬を飲み始め、マスクも着用後は目薬。杉が過ぎ、檜が過ぎるのをじっと耐え忍んで待つばかり。(章)